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北欧デンマークの家具ブランド「PPモブラー」の家具を適正価格で売却するポイントは?

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

ハンス・J・ウェグナーの作品を自社工房で制作していることで有名なPPモブラー。PPモブラーの家具は中古市場でも需要があり、家具の価値がわかる買取業者に依頼すれば高価買取が期待できるブランド家具になります。せっかくの貴重な作品も価値をあまり理解していないリサイクルショップ等で売却した場合、本来の価値や魅力を理解されないまま安く買い叩かれてしまう可能性があります。

では、実際売却したいと思った時、少しでも高く、適切な値段で買取してもらうためにはどこに依頼すればいいでしょうか。ここでは、ウェグナーの名作家具を紹介しながら、買取価格アップのコツや工夫をはじめ、売却時の注意点や、価値を理解してくれるオススメの買取業者を解説していきたいと思います。売却時にぜひ参考にしていただければと思います。

PPモブラーについて

PPモブラー(pp møbler)は1953年に家具工房として創業してから、木材をメインとした高品質で斬新、時には革新的な作品を作り続けています。ハンス・J・ウェグナーの作品の製造を引き継いで今でも作っていることでも有名です。

長年、木材を取り扱ってきたので加工をする職人さんたちは高度なスキルを持っています。木の特性や良さなどを理解した上で、持続可能な森林から採ってきた木材を加工して家具にしています。どの作品も強い人気と美しいフォルムで、中には現在は手に入りにくいモデルなどは希少価値が付いているものもあります。

PPモブラーで査定価格が期待できる家具

PP503 ザ・チェア(THE CHAIR)

PP503 ザ・チェア(THE CHAIR)

ハンス・J・ウェグナーがデザインした、PPモブラーを代表するチェアの1つです。デンマークの家具デザインが世界から注目されるきっかけにもなった作品で、最初に作られたのは1949年とかなり昔です。

PPモブラーは1993年にPP503の製造を受け継いで、現在に至るまでもっと快適に、耐久性などを強めるために改良を続けています。シンプルなフォルムですがアームレストや背もたれのカーブはクッションなどを使わなくても身体にフィットするよう巧みに設計されています。

PP701 アームチェア

PP701 アームチェア

PP701もハンス・J・ウェグナーが1966年に制作した作品です。ハンス・J・ウェグナーの作品の中ではかなり珍しくスチールという素材を採用していて、さらにシートにはレザーを使うという、3種類もの素材が組み合わせられています。

スチールのフレームは軽やかさを強調していて、並べて使ってもすっきりとした印象を与えてくれます。背もたれ部分には小さくクロスの刻印が施されています。

PP250 バレットチェア

PP250 バレットチェア

とても印象的なフォルムをしたハンス・J・ウェグナーのチェアで、左右に伸びた背もたれ部分はハンガーのようにジャケットなどの上着をかけられます。

座面部分も引き上げるとスラックスなどのボトムをかけておくことが可能で、座面下のバレットチェア本体には小物が収納できるスペースもあって、機能性抜群の一脚です。美しいデザインに複雑な作りなので、作るためにはかなり高度な技術が必要だそうです。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

PPモブラーの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

ブランド家具 出張買取フォーカス

フォーカス

いろんなジャンルのブランド家具から家電、着物、骨董品、美術品、その他のノーブランド品まで買取をしている中古品買取専門フォーカスは、個人、法人のお客様にも対応しています。 東京都23区内でしたら無料で出張査定をしてくれるので、気軽に申込できます。最近では信頼と実績の多さから有名なテレビ番組に出演経験もあります。 主な買取製品が具体的にホームページに掲載されているので、気軽に自分で確認できるのもポイントです。

まとめ

最初でも記したようにPPモブラーは世界的に人気も知名度も需要も高いブランドです。ベアチェアやピーコックチェア、カウホーンチェア、チャイニーズチェア、ヴァレットチェア、フラッグハリヤードチェアも名作として名高いです。長年使っていた作品でも、汚れやキズがある状態でも廃棄は絶対にしないで、ブランド家具買取専門店やデザイナーズ家具買取業者に査定を依頼しましょう。

人気や需要もある家具なので、修繕や修復費用を含めてもそれなりの価格で買取してもらえることが期待できます。ただし、基本的に木製家具が殆どなので日焼けや軋み、経年劣化は避けられないので、手番すことを決めたら少しでも早く売る準備をしてください。保証書やオプションのクッションやシートがあれば揃えておくことも大切です。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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