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ドイツ出身のデザイナー「リチャード・サパー」の家具や照明を高く売るコツを解説!

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

ドイツ出身のデザイナー「リチャード・サパー」。ベンツのデザイン部で働いていた経験のある彼のデザインは、堅牢なフォルムで少し個性も感じさせるデザインを多く発表しています。特に有名なのは、アレッシィより発表された和音を奏でるケトルです。30年以上前にアレッシィで初めてデザインされましたが、今なお劣らぬ人気のアイテムとなっています。

そんなサパーの製品が不用になり売却したいと思ったらどのようにすればいいでしょうか。建築の知識のあるサパーのアイテムは、10年経っても売れるデザインとして知られていて、中古市場でもよいお値段で取引される傾向にあります。例え年数が経っていてもまずは買取業者に相談してみましょう。

ケトルなどの雑貨を多く発表しているサパーですが、今回は家具と照明に焦点を当てて、売却時に役立つ情報を解説していきたいと思います。買取価格を少しでもアップするようなコツや工夫をはじめ、売却時に気をつけたいこと、また適正価格で買取をしてくれるオススメの買取業者などわかりやすくご紹介していきます。ぜひ、売却時の参考にしてみてください。

リチャード・サパーについて

リチャード・サパーは1932年にドイツのミュンヘンで生まれました。ドイツ語読みのリヒャルト・ザッパーと表記されることもあります。ミュンヘン大学では哲学、解剖学、ビジネスなどを学びました。卒業後は、ベンツに入社し、車体のデザインなどを手掛けます。1958年にイタリアのミラノへ移住し、ジオ・ポンティのスタジオで働いた後に、マルコ・ザヌーゾと共同の事務所を設立しました。

カルテルやアレッシー、アルテミデなど世界の一流ブランドとのコラボから国際的なデザイン賞を多く受賞し、彼の作品はニューヨーク近代美術館の永久コレクションにも選ばれています。

リチャード・サパーで査定価格が期待できる家具

サパーチェア(Sapper Chair)

サパーチェア(Sapper Chair)

1979年にサパーがノルに直接勤務し、永続的な魅力と機能性を備えたサパーチェアをデザインしました。サパー自身のスタジオでこのチェアを使っていたそうです。人間工学に基づいて開発されましたが、機械的な印象を和らげるエレガントなチェアとして紹介されました。

キャスター付きのものやアームチェアタイプ、ハイバックタイプなどのバリエーションが豊富にあります。1981年のSMAU賞、1982年にはPrize Bundespreis賞を受賞しています。

ティツィオ(TIZIO)

ティツィオ(TIZIO)

1972年にアルテミデより発表した名作のスタンドライトがティツィオです。それまでにない大胆なデザインのライトは世界的にサパーの名前を広めることになりました。複雑な構造は、石油掘削装置からヒントを得てデザインされたそうです。

アームは絶妙なバランスで適切な位置で照らしてくれます。自動車用のヘッドライトとして使われていたハロゲンランプを初めて採用したライトと言われています。2008年にはLEDタイプのものが発表されました。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

リチャード・サパーの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

家具買取の専門ショップ「アドア東京」

アドア

アドア東京は家具や家電、楽器を買取しているショップで、東京都の世田谷区に店舗があります。 ブランド家具やデザイナーズ家具の買取も積極的で、持込買取はもちろん、自分で運ぶことが難しいものや、買取してほしいものが多い場合には宅配買取や出張買取もお願いできます。 アドア東京も買取の経験が豊富で、メディアへの掲載もされているほどの信頼と実力を持っています。 上記のジャンル以外でもベッドや自転車の買取にも力を入れているので、色んなものを処分したい、売りたい人に最適です。

まとめ

芸術的なデザインと機械的な構造のリチャード・サパーの作品をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。家具以外にも家電や雑貨なども多く手掛けていますので、もしお持ちであれば家具と一緒にまとめて査定を依頼してみるのがおすすめです。時計などは廃盤となっているものもありますが、コレクションとして探している方も多いので、思わぬ価格になることもあるでしょう。高価買取のチャンスを逃さないためにも、日頃から丁寧な扱いを心がけるのがポイントです。

リチャード・サパーを買取している業者も多いと思いますが、買取業者選ぶ際は慎重に行いましょう。できるだけ気持ちよい取引にするためにも査定依頼を複数の業者に出して、ご自分に合ったところを選んでくださいね。こちらのページで選ぶポイントや買取額をアップさせるコツなどを今一度チェックして、お得な買取を実現させてください!

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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