小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
デザインから製造まですべて日本で行っているリッツウェルはモダンデザインからジャパニーズデザインまで、幅広く手掛けているので、その分ファンも幅広く存在します。天然木や天然のレザーを使っているので、年数を重ねるごとに風合いが変わっていくところも愛着が沸くポイントとなっていると思います。
そんな大切にしていたリッツウェルの家具を手放さなくてはいけないとき、一体どこに相談したらいいのでしょうか。どれも高クオリティですが、特に人気のシリーズや作品も存在します。また、使われているマテリアルによっても査定額が変わってくるので、持っているリッツウェルの家具をよく調べてみてください。ここではロングセラー作品や高価買取になりやすいものをピックアップしてみました。
株式会社リッツウェル（Rizwell）は企画から製造まで、全て一貫して自社で行っているので、妥協のない完全な作品（家具）が生まれています。1992年に設立されてから自社のデザイナー案や高い技術を持った職人さんによる加工で、今では海外にもショールームを構えています。
家具作りのコンセプトは設立から変わらずに、メイドインジャパンで生産し続けることとしています。美しさも追求しながら、実用性も考えられているので、一般家庭でも愛用されています。シリーズの中には和の空間にとても馴染むもの、和風テイストな家具もあるので、日本の伝統的な家具を好む人にも愛されています。
2017年5月に発表された、リッツウェルのソファの中でもトップクラスの人気を誇るリーワイズ エクスクルーシブです。日本人向けに低めの設計になっていて、和風テイストの横格子のフレームは、ソファに座っていないときでも視覚的に楽しませてくれます。
クッションの位置は好きに動かせるので、背もたれにもアームレストとしても活躍します。また、選んだファブリックやレザーによって横格子の印象も変わってくるのも、リーワイズ エクスクルーシブの面白いポイントです。
クッションを囲むフレームがレザー張りになっている、少し珍しいデザインのソファ、ライトフィールドです。クッションを支えるお皿のようなフレームは、スッキリとしたフォルムですが厚みのあるレザーを採用しているので、主張しすぎない上品さと優雅さが感じられます。
天然のレザーの良さをそのまま引き立たせるために、特殊な製法と綺麗なステッチがされています。2017年ではドイツのiFデザイン賞を獲得した実績もある作品です。
作られてから今でも人気が落ちないロングセラーのアームチェア、イビサフォルテです。人気の高さから2019年には同シリーズのラウンジチェアも製作されました。
ダイニングチェアの中では低めのシート高で、床に座る生活をしていた人や、床に近い生活をしている人、また和風の空間にも馴染みやすいです。背もたれは薄い天然革になっているので、寄りかかった時にとてもしなやかに身体を受け止めてくれます。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
中古の家具など、売り上げナンバーワンのトレジャーファクトリーは、実はブランド家具の買取も行っています。 一般的に製品を売る場合は購入から5年以内と言われていますが、トレジャーファクトリーでは10年以内なら査定をしてくれます。 買取が厳しかったブランド家具も買取してくれる場合があるので相談してみましょう。 また、出張買取を依頼した場合も出張費や査定料金、運搬代金、キャンセル料が発生しないと明記されているので、安心して申し込みができます。
いかがだったでしょうか。上記のシリーズはもちろん、他のモデルもリッツウェル製は高く評価されているので、買取金額も高くなりやすいです。ただ、天然素材を使っているので、こまめな掃除やメンテナンスは必須のブランドとも言えるでしょう。自分で使っていく分には風合いが変わっていくのも楽しみですが、再販する際にはできるだけ新品に近い状態の方が好まれます。
木材やレザーのお手入れは自己判断で洗剤や用具を使わないで、リッツウェルのホームページで確認してから行うことをオススメしています。自分での修復やメンテナンスが難しい場合には、それも含めて行える買取業者に査定を依頼するのも一つの手です。業者やショップを選ぶときには専門の査定員や修繕できる技術、環境があるのかどうかも調べてみてください。
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