小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
ロン・アラッドの家具を不要になり手放す時、どうすればより高く売却することができるでしょうか。ロン・アラッドの作品は先進的で芸術的なものが多く、型破りな作風で知られるアラッドは、数多くのデザイン賞を受賞しています。アートのような家具は一部では熱狂的なファンも存在しますので、中古市場でも安定した需要があり買取価格にも期待できます。
もし長いこと使っていない、買い替えなどでアラッド作品を手放すことになった場合は、どこの買取業者で買い取ってもらうのが良いのでしょうか。すぐに現金化したい場合でもすぐ買取業者を決めてしまうのはもったいありません。買取業者選びで買取額は大きく変わってきますので、慎重に選びたいものです。
ここでは売却する際に知っておくと役立つ基礎知識から、高く売る為に知っておきたいポイント、売却時に気を付けたい注意点、家具の価値を理解して適正な価格で買取してくれるオススメの買取業者など、わかりやすく解説していきます。売却の検討している方はぜひ参考にしてみてください。
ロン・アラッドは1951年イスラエルのテルアビブで生まれました。ロンドンで学んだあと、自身の事務所をスタートし、キャリアをスタートします。1997年からはイギリスの名門アートスクール、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートにおいて家具、工業デザインの教授を務めています。
車の座席シートを椅子にしてしまったり、丸めたマットレスからヒントを得て造られたソファなど、その作品は唯一無二であり、異端ともいえる作風です。ヴィトラをはじめ、モローゾやカルテル、ドリアデなどから型にはまらない作品を多く発表しています。
ロン・アラッドの想像力を感じられる作品です。2007年のミラノインテリアスタイルショーでドリアデより発表されました。その名の通り4つ葉のクローバーをモチーフにつくられています。
それぞれが「名声・富・愛・健康」の意味があり、4枚で「真実の愛」を表すそうです。素材はポリエチレンなので、屋外での使用も可能です。庭で使えば、まるでクローバーの花が咲いたような華やかさを添えてくれます。
彫刻作品のようなフォルムのロッキングチェアです。voidoとは無限を意味し、こちらのチェアはその名の通り∞の形をしています。2007年、インテリア・イノーベーション賞ベストアイテム賞に選ばれています。
ポリエチレン製の一体成型でできています。その座り心地は意外にもゆったりとした掛け心地です。さまざまなカラー展開をしていて、こちらも屋外使用できますが、グロッシーブラックのみ屋内での使用となっています。
トムバックチェアはロン・アラッドの代表作として知られています。1997年にヴィトラより発表されました。1枚のポリプロピレンとスチールベースからなるシンプルなチェアですが、彫刻作品のような佇まいです。
波のような形状は特殊な製造方法でつくられていて、美しさを実現しながらも、耐久性もあります。ロン・アラッドの「量産品でありながら、アート性の高いものであること」を体現したチェアです。現在は残念ながら廃盤となりましたが、まだまだ根強い人気を誇っています。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
高く売れる.comが運営しているブランド家具やデザイナーズ家具を専門に買取をしてくれるサイトです。 高く売れるドットコムの強みはネット型リサイクルショップなので、拠点が東京・横浜・仙台・埼玉・大阪・名古屋・神戸・福岡にあります。 拠点がそれぞれの地域にあるので、どの買取方法の場合でも配送、出張コストを大きく削減できるので、必然的に製品の買取金額もアップします。 査定員もプロが行ってくれて、買取後の再販経路も豊富なので、大量買取や高値での買取が可能になっています。
ロン・アラッドが手掛けたユニークな作品をご紹介しました。どの作品も個性的で、アラッドの遊び心が感じられます。インパクトはありますが、悪目立ちせずお部屋になじむため、世界的に高い人気があります。もし長いこと使っていないアラッドの作品があれば、早めに査定に出すのがおすすめです。相場を知るためにも複数の買取店に査定を依頼してみてください。買取店によって付ける値段が大きく異なることがありますので、買取店選びは慎重に行いましょう。
こちらでピックアップした作品以外にもロン・アラッドは、モローゾやカルテル、ドリアデなどからも多く発表しています。ご自分の持っている家具がどこのブランドの名前などを把握しておくことも売却する際には重要なポイントになりますので、ぜひ確認しておきましょう。後悔の売却にするためにこちらでご紹介したポイントなどぜひお試しくださいね。
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