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ドイツの高級ベッド「ルフベッテン」のベッドやマットレスを高く売るポイントは?売却時に知っておきたい基礎知識や注意点を伝授

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

ベッドフレームやマットレスといった寝具は買取してもらいにくく、廃棄処分を検討している方も多いのではないでしょうか。もし、そのベッドやマットレスがルフベッテン製なら、買取してもらえる可能性があります。どのモデルでも職人さんによって丁寧に作り上げられたデザイナーズ製品なので、売却時には製品の状態が重要になってきます。

もちろん各モデルや使っているファブリックによっても査定額や買取の是非が変わってきます。このページでは有名なシリーズをピックアップしながら、ベッドを売る際に気を付たいこと、売却のコツ、基礎知識などをご紹介していきます。

ルフベッテンについて

ルフベッテン(RUF BETTEN)はドイツの会社で、ヨーロッパを中心に日本を含んだ世界で人気のあるベッドブランドです。ファブリックやレザーの総張りしたベッドは、有名なデザイナーが手がけた作品でもあります。創業から90年以上の歴史があるルフベッテンは、デザイン性はもちろん、肝心な快適さも日々追求しています。

デザイナーとコラボしてデザインしたベッドは、職人さんの手業で作り出されます。完全受注生産のものが殆どで、サイズからタイプ、レッグ、とても豊富なファブリックやレザーから選択できるので、自分だけの寝室が作れます。ドリームベッドとも技術提携しているので、日本でも信頼と評判の高いブランドです。

ルフベッテンで査定価格が期待できるベッドやマットレス

トレンドライン002(TREND LINE 002)

トレンドライン002(TREND LINE 002)

ドーゼル&チンプリッヒというデザイナー2人が手がけた作品、トレンドライン002です。ヨーロッパの家具の雰囲気を感じられるフォルムで、やや内側に取り付けられたレッグはベッド本体が宙に浮いているように見せてくれます。

見えないレッグとすっきりとした見た目で、大きいサイズを設置しても嫌な圧迫感がないのもポイントです。ファブリックでもレザーでもまるでソファのような快適さを持ち併せています。

トレンドライン001(TREND LINE 001)

トレンドライン001(TREND LINE 001)

ルフベッテンのロングセラー作品のトレンドライン001は、ヘッドボードが特徴的なデザインになっています。幅の広いヘッドボードやベッドのサイドは物を置いたり、腰掛けたり、寄りかかることもできるので、寝る前や起きた時、また寛ぐ時間にも快適さを提供してくれます。

ルフベッテンのベッドフレームは生地が自由に選べますが、トレンドライン001はレザーにすることでより滑らかな質感も楽しめます。

マルチコンフォートシステム 203(MULTI COMFORT SYSTEM 203)

マルチコンフォートシステム 203(MULTI COMFORT SYSTEM 203)

マルチコンフォートシステム 203は他のシリーズと比較するとコンパクトな設計になっていて、ボトムの部分に収納が付いているのも特徴です。タイプは選択できるので収納が付いていないタイプも選べて、ファブリックも40種類以上から自分好みのものにできます。

ヘッドボードのクッションは簡単に取り外しができるので、綺麗にすることも簡単です。跳ね上げ式収納付きタイプはボトム下が全部収納になるので、省スペースにも繋がります。

買取価格をアップするためのコツ

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

売りたいベッドやマットレスのブランドや品番をチェックしたら、買取してもらうために、また少しでも高く売却するためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ詳しい製品情報や状態を正確に伝える

ベッドやマットレスのブランドやラベルに記載されている型番などを、出来るだけ全て正確に確認して、 査定依頼時に伝えると査定価格がはっきり分かりやすくなります。また当日に査定から買取までスムーズに進めることにも繋がります。

ベッドやマットレスは長い時間身を預けるものなので、がたつきやパーツの欠損、リクライニングベッドに関しては動作なども不具合がある場合は正直に伝えましょう。

保証書・付属品・オプション品を揃えておく

購入時の保証書や付属品がある場合は、査定当日までに必ず揃えておきましょう。ブランドにも寄りますがベッドは様々なオプション品が存在します。

特にリクライニングベッドやベビーベッドなどは別売りでオプション品も豊富に販売されているので、もしも持っている場合は一緒に買取依頼をすることで査定額が上がりやすくなります。

日頃からこまめなクリーニングと、査定前にできる範囲で掃除をする

ベッドやマットレスは毎日洗うものではないですし、丸ごと綺麗にすることもできないので、日頃からこまめなお手入れが重要になってきます。 ベッドフレームは素材に合わせた方法で定期的な掃除や、マットレスはカバーかけて使用する、たまに風を通すなどのメンテナンスで、いつか売却する時に高価買取に繋がります。

査定前にいっぺんに綺麗にしようとしてもサイズも大きいですし、蓄積された汚れや臭いは落ちないので、日ごろから行うことがポイントです。

いくつかの業者やショップに査定を依頼する

同じブランドの同じ型番のベッドでも、業者やショップ、売りたい時期によって査定額は大きく変わってきます。 ベッドやマットレス買取品目に入っている買取業者でも、得意不得意や買取強化をしているブランドが異なるので、必ず複数社で査定結果を比較しましょう。

売るまでに少し時間はかかるので、引っ越しや買い替えなど急ぎの場合は、それも視野に入れて早めに行動することをオススメします。

まとめて査定を依頼する

ベッドやマットレスを個人から依頼をする場合は大体一台から二台の申し込みが多いと思いますが、売る場合はできるだけまとめた方が買取金額が上がりやすいです。 ベッドと一緒にマットレスも査定に出したり、他にも業者が買取対応しているものを一緒に依頼することで、高価買取に繋がる可能性が上がります。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

ベッドをやマットレス売ろうと思ったけど、目立った汚れがある、リクライニングや照明等に問題がある、必要な付属品や保証書が見つからないなど、売るときに気を付けたいことです。

動作に不具合があると売れにくい

ベッドやマットレスであれば快適に眠れることなので、臭いがひどかったり軋みやぐらつきがある場合は基本的に買取が難しくなります。 リクライニングベッドであればどれかの動作に不具合があるだけで危険なので買取不可のケースも多いです。

新しいモデルや現行製品で修理が可能なら正規店での修理もありですが、修理にも多額な費用が掛かりますので、修理金額と査定額の相場を見て検討してみてください。

再販できないほどの、大きな傷や汚れ、臭いがあると売れない

ベッドやマットレスに大きな傷や落ちない汚れ、臭いがある場合は、誰も購入したいと思えないので再販しにくく、買取を断られるケースが多いです。 長い時間身を預けるものなので可能な限り新しい、使っていないもの、もしくは使用感のないものが積極的に買取されます。

ただし、専門業者によっては修復や修繕ができるところもあるので諦めずに一度相談してみてください。それでも買取を断られてしまった場合には、適切な方法で処分しましょう。

有名ブランドや人気メーカーのものではないベッドフレームやマットレスは売れにくい

ベッドやマットレスは中古ではかなり売ることが難しいジャンルです。先にも記載しましたが人が長く触れているものなので、 どうしても次の買い手が見つかりにくいですが、綺麗な状態は大前提で有名ブランドや人気メーカー、その他高スペックなマットレスなどは中古でも買い手が見つかります。

反対にノーブランドの製品や家電量販店で購入した、中古のベッドとマットレスを売ることはほぼ不可能と考えてください。

ルフベッテンのベッドやマットレスを高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

リサイクルショップ チェリーズマーケット

チェリーズマーケット

チェリーズマーケットは家具や家電を買取しているリサイクルショップで、買取実績は10年以上で20万件を越えています。 ブランド家具の買取実績も多く、買取った家具もホームに掲載されています。法人の在庫品や倒産品、展示品や懸賞品も買取をしていたり、 ご家庭にあるいろいろな不用品を丸ごと片付け・処分もしてくれるので、不用品の処分も含めて丸ごとお願いしたい人は相談してみるといいでしょう。

まとめ

当てはまるルフベッテンのベッドフレームはありましたでしょうか。トレンドラインは001から016まで、ニューラインやプレミオライン、マルチコンフォートシステムシリーズも強い人気があります。中古でも買取してもらえるかもしれないので、まずはご自分のベッドフレームの詳細を調べてみてください。

ベッドフレームは毎日長時間人が触れるものなので、なかなか中古での購入がはばかられますが、傷や汚れ、臭いなどがほとんどなければ買取してもらえることもあります。ブランド家具買取専門店やベッドの買取に力を入れているショップなら、徹底的なクリーニングや修繕も行えます。自分でできるところまで綺麗にできたら、信頼できる業者かショップ探しをしてみてください。デザイナーが誰が分かれば、デザイナーズ家具として買取してもらえる可能性もございます。

Author

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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