佐々木敏光について
佐々木敏光氏は1949年に大分で生まれ、1973年に芝浦工業大学電気通信工学化を卒業しました。天童木工やカリモク、ヤマギワなどから話題作を発表し、日産自動車ではインテリアのパイロットデザインを手掛けました。飛騨産業より発売された森のことばシリーズはグッドデザイン賞を受賞するなど、賞も多数受賞しています。また、自身もグッドデザイン賞の選定委員を務めました。
熊本県阿蘇山麓を拠点に活動し、手掛けた家具や照明器具などは多岐に渡ります。逝去されてからも愛される家具を作った日本を代表するデザイナーの一人です。
佐々木敏光で査定価格が期待できる家具
森のことば チェスト
2001年に飛騨産業から発表した「森のことば」シリーズのチェストです。同シリーズは業界で初めて木材の節を使った家具として誕生しました。木目の節が美しいデザインとして活かされ、一つ一つ違った表情を見せます。
両サイドに配置された引き出しはスライドレールを採用していてスムーズに開閉が可能で、収納力も抜群です。扉部分はプッシュオープン式となっていて、使い勝手も考えられて設計されています。
森のことば チェア
ホワイトオーク材を贅沢に使ったダイニングチェアです。シンプルなデザインですが、座面には穴が開いています。この穴は別売りのクッションを簡単に取り付けることができます。座面はわずかにカーブしていて、優しい座り心地です。このカーブは木材が割れないように曲げられていますがこの技術はとても難しく、高い技術を持つ飛騨産業だからこそ実現できています。
森のことばシリーズのテーブルと合わせて査定に出すとより高価買取が期待されるアイテムです。
バンビーニ(Bambini)
佐々木敏光氏がわが子にも使わせたいという想いから生まれたSdi Fantasiaは子ども向けの家具ブランドです。バンビーニは中でも人気のアイテムで、1970年代から改良を繰り返してきました。
天童木工でも佐々木氏がデザインしたT-5623WB-NTというキッズチェアがありますが、アームの形やフレーム幅、背もたれの穴の数が異なります。Sdiファンタジアのものは6ヶ月の赤ちゃんから大人まで使うことができます。最大の特徴は、本体を前に倒すと木馬として遊べること。ユニークなデザインで発売から10年以上続くロングセラーとなっています。
買取価格をアップするコツや工夫
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
できるだけ商品の情報や状態を伝える
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、
製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。
製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
付属品・保証書を揃えておく
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。
保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。
日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。
将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
できる範囲できれいに掃除をする
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。
綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
いくつかの業者に見積りをする
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。
また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、
本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
まとめて査定を依頼する
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。
その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、
査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。
売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
売却時に気をつけたいこと
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、
偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。
中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、
今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。
ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、
大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、
余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。
その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、
いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。
そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、
必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。
無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、
対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
佐々木敏光の家具を高く買取してくれるおすすめ業者
ブランド高級家具買取専門 高く売れるドットコム
高く売れる.comが運営しているブランド家具やデザイナーズ家具を専門に買取をしてくれるサイトです。
高く売れるドットコムの強みはネット型リサイクルショップなので、拠点が東京・横浜・仙台・埼玉・大阪・名古屋・神戸・福岡にあります。
拠点がそれぞれの地域にあるので、どの買取方法の場合でも配送、出張コストを大きく削減できるので、必然的に製品の買取金額もアップします。
査定員もプロが行ってくれて、買取後の再販経路も豊富なので、大量買取や高値での買取が可能になっています。
参考:ブランド高級家具買取専門 高く売れるドットコム
まとめ
佐々木敏光氏が手掛けた飛騨産業の森のことばシリーズをはじめ、カリモクのフォルザシリーズなど、どれもロングセラーとなっています。現代でも受け継がれる完成されたデザインは、今なお多くの人に選ばれています。購入価格も安価ではないので、普通の買取店でも高値がつくことが多いようですが、専門の買取店ですと、より高い買取額が期待されます。上記でご紹介した買取店も参考にぜひ複数の買取店に査定を出してみましょう。
佐々木氏は子ども家具も手掛けています。お子さまが使った家具は思い出も詰まっていますし、使わなくなったからといってもなかなか手放しにくいですよね。そんな時に利用したいのが買取です。子ども用家具は需要がありますので、まだ使える家具なら意外な価格で買取ってもらえることもあります。次に使ってもらえる人につなげる方法ですので、気持ちよく手放せるかもしれません。買取を迷っている方は検討してみてはいかがでしょうか。