柳宗理について
柳宗理(Sori Yanagi)は1915年~2011年、東京生まれのデザイナーです。デザイン活動をしながら色んな学校で先生としても活躍していて、文化功労者としても認められています。代表作品はバタフライスツールで、天童木工で制作しました。
食器やインテリアのデザインも行っているので、家具以外でも柳宗理の名前を知っている人は多いと思います。柳宗理の作品は今までにない画期的なものが多くて、家具としてもモニュメントとしても活躍できるので、公共施設でも多く導入されています。天童木工の他にもヴィトラでも柳宗理の作品が現在も製造販売されています。
柳宗理で査定価格が期待できる家具
T-3035AS-SP スタッキングチェア
ホワイトアッシュ材だけでスタイリッシュ且つ優雅なT-3035AS-SPは、見た目では分かりませんがスタッキングできる便利な構造になっています。
無駄な装飾や別の素材を排除したデザインなので、とてもすっきりとした印象です。グッドデザイン賞を獲得した経歴もあるこのチェアは、布製の座面のタイプも製造されています。和洋問わずに使いやすいチェアなので、幅広く需要があります。
バタフライスツール
柳宗理の代表作品でもあり、日本の工業デザインのアイコン的存在でもあるバタフライスツールです。1956年に発表されてから、現在でも製造が続けられています。
2枚のメープル板を併せてバタフライのように形成したこの作品は、グッドデザイン賞やロングライフデザイン賞、また海外の美術館で永久保管もされています。別売りで専用のシートクッションを乗せることで、座るときの快適さの向上と、雰囲気も一変します。
エレファント スツール
戦後に作られたエレファント スツールも、エレファント スツールの名作として現在もヴィトラで製造されています。屋内でも屋外でも使えるポリプロピレンを採用していて、更に太陽光での体色を軽減する加工も施されています。
スタッキングもできる構造で、使わないときや運ぶときにコンパクトになります。今はヴィトラでブラックとクリームカラーのみ作られていますが、過去には他の色も作られていたようです。
買取価格をアップするコツや工夫
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
できるだけ商品の情報や状態を伝える
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、
製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。
製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
付属品・保証書を揃えておく
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。
保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。
日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。
将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
できる範囲できれいに掃除をする
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。
綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
いくつかの業者に見積りをする
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。
また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、
本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
まとめて査定を依頼する
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。
その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、
査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。
売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
売却時に気をつけたいこと
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、
偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。
中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、
今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。
ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、
大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、
余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。
その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、
いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。
そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、
必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。
無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、
対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
柳宗理の家具を高く買取してくれるおすすめ業者
ブランド高級家具買取専門 高く売れるドットコム
高く売れる.comが運営しているブランド家具やデザイナーズ家具を専門に買取をしてくれるサイトです。
高く売れるドットコムの強みはネット型リサイクルショップなので、拠点が東京・横浜・仙台・埼玉・大阪・名古屋・神戸・福岡にあります。
拠点がそれぞれの地域にあるので、どの買取方法の場合でも配送、出張コストを大きく削減できるので、必然的に製品の買取金額もアップします。
査定員もプロが行ってくれて、買取後の再販経路も豊富なので、大量買取や高値での買取が可能になっています。
参考:ブランド高級家具買取専門 高く売れるドットコム
まとめ
代表作のSPシリーズのチェアとバタフライスツール、エレファントスツールを紹介させて頂きました。現行でも購入できる家具は他にもミニチュアバタフライスツールや、SPシリーズのテーブルや座面や背もたれの形状が異なる同シリーズのチェアもあります。ファブリックのカラーや木材によっては、判断が難しい場合もあるので、処分や売却前には知識のある人に見てもらいましょう。
木製の家具は日ごろからのメンテナンスがとても大切になってきます。査定前に綺麗にするのも重要ですが、溜まってしまった汚れや色あせはなかなか治すことが難しいです。直射日光や多湿を避けたり、木材なら乾拭きなど、適切な方法でクリーンな状態を保ってみてください。専用のクッションや保証書なども揃えて売却することが、より高値へとつながるポイントです。