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ポケットコイルの老舗「東京ベッド」のベッドやマットレスを高く売る方法をまとめてみました。

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

引越しやリフォーム、寝心地が合わなかったなど、さまざまな理由で不用になったベッド、どうしていますか?ベッドの処分はお金がかかることもありますし、ましてやベッドを売ってお金にするのは難しいと思っていませんか?確かにベッドの買取は中古でも積極的には取引されていません。が、東京ベッドのものであれば、売れる可能性があります。

もともとの価格が高いため、東京ベッドやブランドもののベッドは高く売れる傾向にあります。中でもどんなベッドが人気があるのでしょうか?今回は高く東京ベッドの人気のアイテムや高く売るポイントなどをご紹介したいと思います。

東京ベッドについて

1928年の創業以来、日本の機構や風土、生活様式に合った商品を研究・開発して来ました。日本では初めてポケットコイルを採用したメーカーで、ポケットコイルの老舗として知られています。マットレスは千葉県柏市にある自社工場にて手作業で仕上げられています。中の見えないマットレスだからこそ、安心して使えるよう厳しい管理のもと生産されています。

東京ベッドと言えば、機能性抜群のベッドフレームが有名です。跳ね上げ式や引き出しタイプなど収納力たっぷりのベッドフレームが豊富にラインナップされています。しかも全て日本製で、ホルムアルデヒドや揮発性有機化合物への厳しい基準「F☆☆☆☆」(エフフォースター)」でつくられています。

東京ベッドで査定価格が期待できるベッド

New Rev.7ブルーラベル

New Rev.7ブルーラベル

Rev.7は、東京ベッドのこだわりが詰まったシリーズです。7インチのコイルは並行配列で伸縮性を最大限に引き出しています。従来の配列よりフィット感を重視したマットレスです。

また、スプリング数を大幅に増やしたことで、寝返りしやすく身体をしっかりとサポートしてくれます。マチ部分にはメッシュを採用していて、マットレス内部にこもりがちな湿気も上手に逃がし、耐久性もアップさせています。

スウェインポケット

スウェインポケット

ポケットコイルを包む不織布に通気穴をあけることで、通気性が30%と格段に上がったマットレスです。

日本の高温多湿の気候に合わせて開発されました。ポケットコイルの特徴は、一つ一つのスプリングが独立して動くので、自然と身体に添って理想的な寝姿勢がキープできることです。寝返りをうっても、隣で寝ている人に響きません。マックスハード、ハードタイプ、ソフトタイプの3種類から硬さを選ぶことができます。

ヘルシーフィット

ヘルシーフィット

ヘルシーフィットは硬めのオープンコイル(ボンネルコイル)マットレスを使っています。抜群の通気性を誇るボンネルコイルと、側面には通気性の良い生地を使っているので、熱がこもるのを防いでくれます。

通気性の悪いマットレスを使っているとカビの原因になりますし、体温がうまく下がらないので、きちんと休めなくなってしまいます。安心の国内生産でその品質の良さに定評のあるマットレスです。

買取価格をアップするためのコツ

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

売りたいベッドやマットレスのブランドや品番をチェックしたら、買取してもらうために、また少しでも高く売却するためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ詳しい製品情報や状態を正確に伝える

ベッドやマットレスのブランドやラベルに記載されている型番などを、出来るだけ全て正確に確認して、 査定依頼時に伝えると査定価格がはっきり分かりやすくなります。また当日に査定から買取までスムーズに進めることにも繋がります。

ベッドやマットレスは長い時間身を預けるものなので、がたつきやパーツの欠損、リクライニングベッドに関しては動作なども不具合がある場合は正直に伝えましょう。

保証書・付属品・オプション品を揃えておく

購入時の保証書や付属品がある場合は、査定当日までに必ず揃えておきましょう。ブランドにも寄りますがベッドは様々なオプション品が存在します。

特にリクライニングベッドやベビーベッドなどは別売りでオプション品も豊富に販売されているので、もしも持っている場合は一緒に買取依頼をすることで査定額が上がりやすくなります。

日頃からこまめなクリーニングと、査定前にできる範囲で掃除をする

ベッドやマットレスは毎日洗うものではないですし、丸ごと綺麗にすることもできないので、日頃からこまめなお手入れが重要になってきます。 ベッドフレームは素材に合わせた方法で定期的な掃除や、マットレスはカバーかけて使用する、たまに風を通すなどのメンテナンスで、いつか売却する時に高価買取に繋がります。

査定前にいっぺんに綺麗にしようとしてもサイズも大きいですし、蓄積された汚れや臭いは落ちないので、日ごろから行うことがポイントです。

いくつかの業者やショップに査定を依頼する

同じブランドの同じ型番のベッドでも、業者やショップ、売りたい時期によって査定額は大きく変わってきます。 ベッドやマットレス買取品目に入っている買取業者でも、得意不得意や買取強化をしているブランドが異なるので、必ず複数社で査定結果を比較しましょう。

売るまでに少し時間はかかるので、引っ越しや買い替えなど急ぎの場合は、それも視野に入れて早めに行動することをオススメします。

まとめて査定を依頼する

ベッドやマットレスを個人から依頼をする場合は大体一台から二台の申し込みが多いと思いますが、売る場合はできるだけまとめた方が買取金額が上がりやすいです。 ベッドと一緒にマットレスも査定に出したり、他にも業者が買取対応しているものを一緒に依頼することで、高価買取に繋がる可能性が上がります。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

ベッドをやマットレス売ろうと思ったけど、目立った汚れがある、リクライニングや照明等に問題がある、必要な付属品や保証書が見つからないなど、売るときに気を付けたいことです。

動作に不具合があると売れにくい

ベッドやマットレスであれば快適に眠れることなので、臭いがひどかったり軋みやぐらつきがある場合は基本的に買取が難しくなります。 リクライニングベッドであればどれかの動作に不具合があるだけで危険なので買取不可のケースも多いです。

新しいモデルや現行製品で修理が可能なら正規店での修理もありですが、修理にも多額な費用が掛かりますので、修理金額と査定額の相場を見て検討してみてください。

再販できないほどの、大きな傷や汚れ、臭いがあると売れない

ベッドやマットレスに大きな傷や落ちない汚れ、臭いがある場合は、誰も購入したいと思えないので再販しにくく、買取を断られるケースが多いです。 長い時間身を預けるものなので可能な限り新しい、使っていないもの、もしくは使用感のないものが積極的に買取されます。

ただし、専門業者によっては修復や修繕ができるところもあるので諦めずに一度相談してみてください。それでも買取を断られてしまった場合には、適切な方法で処分しましょう。

有名ブランドや人気メーカーのものではないベッドフレームやマットレスは売れにくい

ベッドやマットレスは中古ではかなり売ることが難しいジャンルです。先にも記載しましたが人が長く触れているものなので、 どうしても次の買い手が見つかりにくいですが、綺麗な状態は大前提で有名ブランドや人気メーカー、その他高スペックなマットレスなどは中古でも買い手が見つかります。

反対にノーブランドの製品や家電量販店で購入した、中古のベッドとマットレスを売ることはほぼ不可能と考えてください。

東京ベッドのベッドを高く買取してくれるおすすめ業者

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

ブランド家具買取専門店 カムズファニチャー

カムズファニチャー

カムズファニチャーはブランド家具をメインに、骨董品や古美術品、お茶道具なども買取している業者です。 会社は茨城県常陸にありますが、買取方法は持込の他にも宅配や出張も行っているので、広い地域に対応しています。 東京などの都心にあるショップと比べると地代がかからないため、高価買取ができるところがカムズファニチャーの魅力で強みでもあります。 宅配買取も送料無料で行っているので、遠方の方や来店が苦手な人でも安心です。

まとめ

東京ベッドのマットレスは90年以上の歴史があり、長年の研究によって日本の気候に合わせたマットレスは高い評価を得ています。ポケットコイルのマットレスは配列に変化を加えることで、落ち込みがちな腰部分を支えてしっかりとした寝心地が味わえます。東京ベッドに限りませんが、ベッドの耐久性は一般的に5年から10年と言われていますので、売却を検討している方はそれ以内に売るのがおすすめです。

買取業者に依頼する際は、ベッドの買取実績が豊富なところを選ぶとよいでしょう。実績のないところですと、東京ベッドのものでも安く買取されてしまうこともあります。ある程度業者を絞り込んだら、何社か査定に出して買取額の高いところに依頼するのがポイントです。その際には、マットレスのタグや刺繍などを確認して伝えておくと、取引がスムーズになります。

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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