小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
ドイツらしい耐久性と機能性を兼ね備えた堅牢なつくりが特徴の「ウォルター・ノル」。厳選された素材を使って名作と呼ばれる作品を多く発表しています。そんなウォルター・ノル家具でも、家族が増えたり、引越しなどのライフスタイルの変化により不用になることもあるのではないでしょうか。
ウォルター・ノルの革素材については、専門家からも高い評価を受けていて、状態が良いものは高値で取引される傾向にあります。廃棄してしまう前に、査定に出してみるのがおすすめです。ここではウォルター・ノルの家具を売却するときに役立つ豆知識をはじめ、どこに売ればいいのか迷わないためにおすすめの買取業者についてもまとめています。
ウォルター・ノルに限らず、これから家具を売ることを検討している方もぜひ、ご参考ください。
ドイツのトップブランドとして知られるウォルター・ノルは1865年にシュットットガルトでスタートしました。当時は主に革を扱っていましたが、創業者の息子であるウォルター・ノルが会社を継いだことにより、会社名を変更し大きく成長を遂げることになります。ドイツブランドらしいクラフトマンシップを感じられる名作と呼ばれるデザインを多く発表してきました。1993年にロルフ・ベンツにより買収され、伝統を活かしながら新たなデザインにも挑戦しています。
世界的な建築家であるノーマン・フォスターや新国立競技場をデザインした隈研吾など国際的に活躍するデザイナーとのコラボも積極的に行っています。
フォスター500は、イギリスを代表する建築家ノーマン・フォスター（Norman Foster）がデザインを手掛けました。直線をベースにしたシンプルで美しいシルエットが特徴のシリーズです。
自身の名前を冠したフォスターシリーズはベルリンの国会議事堂回収設計を担当したことがきっかけで誕生しました。スチール製の脚とガラスの天板の組み合わせが印象的なテーブルは、クラシカルでありながら、モダンな雰囲気が感じられます。さまざまなサイズやバージョンが存在します。
センは幾何学的なフレームに、たっぷりとしたクッションが浮かんでいるようなソファです。細い線とボリューム感のある、相反するものを組み合わせることで、独特の効果を発揮しています。
重さと軽さを融合させたセンは時代を超えたエレガントなイメージを強調するソファです。手掛けたのは日本を代表する建築家、隈研吾です。2008年にはドイツのデザイン賞であるiFデザイン賞を受賞しています。
洗練されたデザインの4スターベースを採用したX-TABLEは、さまざまなタイプのチェアとの相性が良いテーブルです。ローテーブルやダイニングテーブル、ビストロテーブルの3種類のタイプがあります。
ガラスのテーブルトップはさまざまなサイズや形状を展開しています。デザインはシンプルでエレガントなデザインを得意とするイギリスのデザインデュオ、ピアソンロイド（PearsonLloyd）が手掛けました。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
チェリーズマーケットは家具や家電を買取しているリサイクルショップで、買取実績は10年以上で20万件を越えています。 ブランド家具の買取実績も多く、買取った家具もホームに掲載されています。法人の在庫品や倒産品、展示品や懸賞品も買取をしていたり、 ご家庭にあるいろいろな不用品を丸ごと片付け・処分もしてくれるので、不用品の処分も含めて丸ごとお願いしたい人は相談してみるといいでしょう。
ウォルター・ノルの上質な家具をご紹介しました。上記以外にも最高級のレザーを使ったエルトン（ELTON）やファブリシャス（FABRICIUS）ソファなどは、人気があるので高価買取も期待できます。ソファは中古市場でも特に需要の高いアイテムです。ソファの中材は長年使っているとへたってしまうので、なるべく早く売るようにしましょう。状態ももちろんチェックされますが、重要なのが製造年です。査定に出す場合は製造年を確認しておくのがおすすめです。
ウォルター・ノルはドイツでは抜群の知名度を誇りますが、日本ではまだあまり知られていないかもしれません。近所のリサイクルショップなどブランド家具を専門に扱っていないところでは価値を理解してくれず、買取額が安くなってしまうこともあります。少しでも高く売るためにブランド家具の買取に力を入れているところに依頼しましょう。複数の専門店に査定を出すことで、納得のいく価格で売ることができると思います。
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