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北欧の巨匠、ハンス・J・ウェグナーの家具を、高く売るために知っておきたいコト。

小山大作小山大作

ブランド家具を高く売るコツや工夫

ハンス・J・ウェグナーの家具はよほどの損傷や汚れ、またはリプロダクト品やジェネリック品でない限りは高値で売れるケースが殆どです。幅広いブランドでデザインした作品があるので、売る前には作品の事を良く調べてみるのも、定額アップに繋がります。もしも汚れていたり、少し破損があっても諦めてしまわないで、専門の業者やショップにいらいしてみましょう。そのような業者なら多少の汚れやキズを修復して再販できる可能性があります。

ハンス・J・ウェグナーの作品はどれも名作として名高いですが、ゲタマやPPモブラー、カールハンセン、フレデリシア、フリッツハンセンでの作品はいつまでも高い需要と人気を保持しています。北欧家具としても大人気なので、手放す時にはハンス・J・ウェグナーの作品の買取経験が豊富な業者か、北欧家具買取専門店の方がいいでしょう。

ウェグナーについて

ハンス・J・ウェグナーは1914年から2007年まで世界で活躍した、デンマークを代表するデザイナーです。家具ではチェアを多くデザインしていて、その数は500脚にものぼると言われています。わずか17歳で家具職人の資格を獲得して、その家具職人の知識や技術を活かしながら自分の信じる最高のデザインの作品を作り続けました。

1943年に発表したチャーニーズチェアをはじめとして、Yチェアやピーコックチェア、ヴァレットチェア、カウホーンチェアなどが20世紀を代表する作品として今でも製造と販売がされています。チェアはもちろんですがソファやテーブル、収納家具なども負けず劣らずの支持を得ています。天然木や本革、時にはダウンやフェザーを使っているので、メンテナンスには気を使いますが、年数を重ねても流行にとらわれないデザインと、味が増していく素材でいつまでも一緒に居たくなるのもハンス・J・ウェグナーの作品の魅力です。

ウェグナーで査定価格が期待できる家具

ザ・チェア

ザ・チェア

現在はPPモブラーで販売されている、背もたれからアームまでの曲線美が他の作品では味わえない美しさのチェアです。ハンス・J・ウェグナーの名作の中でも1位、2位を争う知名度で、初期にヨハネス・ハンセン社で作られていたザ・チェアは希少価値が高いので、高値で取引されています。

同じザ・チェアでも、作られた会社や年式でも買取金額が変わってきます。お持ちの方は是非、ロゴや刻印をチェックしてみてください。

CH337 ダイニングテーブル

CH337 ダイニングテーブル

1962年にデザインされた作品で、今はカールハンセンにて製造と販売が行われています。すっきりとしたデザインでこれだけでも十分に北欧デザインを感じられるのに、さらに伸長式テーブルということで円形から楕円形に変えられます。

シーンによってサイズを変えられるので、複数人集まったときや、何か広げて作業をしたい時、たくさん料理を作ったときなど、結構な頻度で役に立ってくれます。

GE290 ソファ

GE290 ソファ

1953年に作られたハンス・J・ウェグナーのソファでも、一番の人気を誇る作品のGE290です。今ではゲタマのソファ代表としても認知されていて、発表からずっと需要が下がりません。

ソファの底の部分とレッグが繋がっている不思議な見た目は、デザイン性と座ったときの快適さのアップの効果を持っています。GE290は後ろから見た時も天然木のフレームの美しさを感じられるので、壁際じゃなくて部屋の真ん中に置きたいアイテムです。

買取価格をアップするコツや工夫

買取価格をアップするコツや工夫のイメージ写真

ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。

できるだけ商品の情報や状態を伝える

製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。

また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。

付属品・保証書を揃えておく

保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。

日頃から丁寧に使用してメンテナンスをする

製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。

また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。

できる範囲できれいに掃除をする

日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。

ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。

いくつかの業者に見積りをする

業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。

料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。

まとめて査定を依頼する

どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。

売却時に気をつけたいこと

売却時に気をつけたいことのイメージ写真

手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。

リプロダクト品・ジェネリック家具だと売れない場合がある

流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。

再販できない、大きな傷や汚れがあると売れない場合もある

有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。

少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。

運び出しが難しい大型家具の場合は予め業者に相談する

部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。

プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。

ウェグナーの家具を高く買取してくれるおすすめ業者

ブランド家具・デザイナーズ家具買取専門のL-line(エルライン)

エルライン

エルラインで査定してみる

デザイナーズ家具買取 ZENON(ゼノン)

ゼノン

ゼノンで査定してみる

ブランド家具 出張買取フォーカス

フォーカス

いろんなジャンルのブランド家具から家電、着物、骨董品、美術品、その他のノーブランド品まで買取をしている中古品買取専門フォーカスは、個人、法人のお客様にも対応しています。 東京都23区内でしたら無料で出張査定をしてくれるので、気軽に申込できます。最近では信頼と実績の多さから有名なテレビ番組に出演経験もあります。 主な買取製品が具体的にホームページに掲載されているので、気軽に自分で確認できるのもポイントです。

まとめ

ハンス・J・ウェグナーの作品はどれも長い月日が経っても需要が下がらず、むしろ希少価値のある作品もあります。なくなくハンス・J・ウェグナーの家具を手放す時にはちゃんと価値や今までの思い出などを分かってくれる業者にしましょう。また、北欧家具の買取専門店でも買取強化をしていると思うので、問い合わせてみてください。

直射日光の当たらない場所で使う、日ごろから綺麗に使うなど気を付けるのももちろんですが、査定をお願いする時にはもう一度自分できれいにしましょう。ただし、自己判断で薬品を使ったりすると家具そのものを傷めたりする原因になるので、くれぐれも注意してください。余りに汚れがひどい時には、そのまま査定に出すのも仕方ないですが、家具のメンテナンスのプロに依頼してみるのも手段の一つです。

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小山大作
家具の買取をはじめて15年以上の実績を持つ、家具買取業界最大手のL-line(エルライン)株式会社の広報兼バイヤー。
好きなジャンルは、北欧系をはじめアメリカントラディショナルやフレンチカントリーなど様々。 持てる知識と経験をもとに、少しでも生活に役立つ記事をお届けします。

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