小山大作
ブランド家具を高く売るコツや工夫
ヴィットマンはオーストリアの家具ブランドです。日本ではなかなか耳慣れないブランドかもしれませんが、IDC大塚家具でも取り扱われています。ヨーロッパでは名の知れた超一流ブランドです。1896年にスタートしたヴィットマンですが、現在でもほとんどの工程を機械に頼らず手作業で作品を生み出しています。
細部までこだわった高級家具ですので、手放す時は、できれば捨てずに高く買い取ってほしいものですよね。ヴィットマンは市場に出回ることが少ないので、中古でも高く買取される場合があります。今回は、ヴィットマンでも特に人気のある商品をご紹介していきます。
もともと馬具製造の会社としてスタートしたヴィットマンですが、優れた革の加工技術を家具に応用したことでより成長していきました。大量生産よりも細部にまでこだわった、デティールまで計算されて生み出された家具は芸術とまで言えるほどクオリティの高い作品です。オーストリアを代表するヨーゼフ・ホフマンの名作「クーブス（Kubus）」を手掛けていることからも実力の高さがうかがえます。
近年では著名なデザイナーとタッグを組んで「Physical Comfort＝肉体的な心地よさ」をコンセプトにした家具を発表し、注目を集めています。日本ではIDC大塚家具から購入することが出来ます。
アウラはヴィットマンを代表するソファです。1983年にパオロ・ピーヴァがデザインし、発表されました。イタリア出身のパオロ・ピーヴァは、最も成功した国際的なデザイナーであり建築家の一人です。
30年以上にわたって愛され続けるアウラはあらゆるインテリアと調和する完璧なフォルムをしています。3人掛けのシートはゆったりとしたサイズですが、コンパクトに見えるのも特長です。
ハバナは快適さと上品さを兼ね備えた美しいソファです。ハバナ単体でも良いですし、他の家具と組合せても絵になります。こちらも近代デザインを代表するデザイナー、パオロ・ピーヴァの作品です。
デザインはシンプルですが1.2～1.4㎜の分厚い革を使っていて、触ると手触りが違います。アーム部分は滑らかにカーブしていて、分厚い革を手作業で丁寧に縫い込んだ職人の技を見ることができます。
直線的なラインのチェアは時代を超えたデザインで、さまざまな場所で使うのにピッタリです。Kai Stania ＆ Christian Hornerのデザイナーユニットによって誕生したチェアです。
アームレスト付きとアームレストなし、ハイバッグ、ローバッグのバリエーションから選ぶことができます。バネ付きの背もたれとポケットコイルの座面で抜群の快適さを実現しています。
ブランドのことや、人気の製品がわかったところで、より高く売るためにはどのようにすれば良いのでしょうか。
製品にあるブランドのロゴや、タグに記載されている型番など、 製品の情報を詳しく伝えることで正確な査定価格がわかりやすくなります。
また、汚れや購入場所、使用年数なども査定価格を大きく左右するので、正直に伝えることが大切です。 製品情報、状態が良いことがわかれば、思い切った価格を付けてくれる確率が高まります。
保証書や付属品がある場合、査定日までに必ず揃えておきましょう。 保証書があることで「正規品の証明」になったり、付属品があることで「保存状態が良い」という、好印象を与えることができます。
製品の状態は買取の際に「とても重要な判断基準」になります。 日頃からやさしく丁寧に使用することで、キズや汚れな付かないように心がけましょう。
また、定期的なメンテナンスも欠かさす行うことで、綺麗な状態を長く維持しやすくなります。 将来的に売ることも考えて、大切に扱うことも高く売るコツと言えるでしょう。
日ごろからの掃除も大切ですが、査定をお願いしたら見てもらう前にもう一度、自分のできる範囲で掃除をしましょう。
ここで重要なのはできる範囲で、無理をしないことで、力任せに掃除したり、適切ではない薬剤などを使って製品を傷めないようにします。 綺麗にしたくても製品の状態を悪くしてしまったら本末転倒なので、くれぐれも無理はしないでください。
業者によって得意なジャンルや、買取に近来入れている製品が異なります。 また、買取品目に載っていても、実際の買取経験がない場合もあります。
料金形態がそれぞれ違うのはもちろん、自分の手放したい製品に詳しくて、 本来の価値の値段をつけてくれて、尚且つ査定額やその他買取費用に納得できる業者を選びましょう。
どこの買取業者でも基本的にまとめて査定をお願いすると金額アップが期待できます。 その業者が買取しているもの、また買取出来るものに限りますが、 査定額のアップの他にも、量によっては出張買取地域外でも来てくれる業者もあります。 売るか迷っている製品でも、査定は無料のところが多いので、一度査定してもらうのもありです。
手放したい製品の状態があまりよくない、探してもブランドやデザイナーなどのロゴが見つからないなど、売却時に起こりやすい困ったことの紹介です。
流行りの製品、人気の製品にはリプロダクト品やジェネリック品といった、 偽物ではないけれど、本物ではない、比較的安く買える廉価版です。 中には本物と嘘をついて売っている悪徳なショップもありますが、 今はネットショップなどで手頃にリプロダクト品が手に入ります。 ただし、手放そうとしたときに売れない、売れたけど数百円ということはよくあるようです。
有名なブランド製品やデザイナーの製品だと、少しの傷や汚れがあっても売れやすいですが、 大きい傷や汚れ、また再販が難しいような故障や不具合のあるものは買取が難しいです。
少しのキズなどなら業者やショップで修繕して再販可能ですが、 余りにも大きかったり、直せないような不具合があると再販も出来ないので、買取を断られることが多いです。 その場合には適切な方法で製品を処分しましょう。
部屋の中で組み立ててもらった家具や、購入時には別のスタッフが搬入してくれたけど、 いざ売ろうとしたら自分では重さや多きや、通路の問題で運び出せない問題はよくあります。 そのようなときは無理して自分で運ぼうとしないで、積極的に運び出しを行ってくれる業者に依頼してください。
プロなので最適な運び出しを方法を見つけてくれますし、 必要であればベランダの窓から吊り下げて運び出してくれる業者もあります。 無理な搬出は他の家具や壁を傷つけるリスクもあるので、 対応している業者に詳しく説明して、実際のお部屋や家具を見てもらいましょう。
アドア東京は家具や家電、楽器を買取しているショップで、東京都の世田谷区に店舗があります。 ブランド家具やデザイナーズ家具の買取も積極的で、持込買取はもちろん、自分で運ぶことが難しいものや、買取してほしいものが多い場合には宅配買取や出張買取もお願いできます。 アドア東京も買取の経験が豊富で、メディアへの掲載もされているほどの信頼と実力を持っています。 上記のジャンル以外でもベッドや自転車の買取にも力を入れているので、色んなものを処分したい、売りたい人に最適です。
オーストリア生まれのヴィットマンは、お隣の国ドイツと同じく革の技術がとても高く、細部までこだわった職人の技術でとても評価の高いブランドです。中古市場ではなかなかお目にかかれない家具なので、探している買取業者も多く、高額買取の可能性も高まります。日本ではあまり知られていないブランドなので、ヴィットマンの価値がわからない買取業者に依頼すると買取額も安くなってしまいますので、ご注意ください。
できるだけ多くの買取業者に見積り依頼を出して、高く買い取ってもらえるところを見つけましょう。同じものでも買取店によって査定額が変わってきます。見積り依頼の前に簡単なお手入れをしておくだけでも査定額が変わることもあります。いろいろ調べて、納得のいく買取を目指しましょう。
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